広島・矢野が好守で床田救う 三邪飛を捕球しフェンス激突もボールを話さず 脇を支えられてベンチへ 場内拍手
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「阪神-広島」(7日、甲子園球場)
「8番・遊撃」で先発出場した広島・矢野雅哉内野手(25)が、守備でチームをもり立てた。
1点リードの四回2死一塁。佐藤輝の打球は左翼ライン際へ。矢野は遊撃の定位置から猛スピードで落下点に向かうと、最後は後ろ向きの状態でキャッチ。フェンスに激突するほどのガッツを見せ、一時は表情をゆがめたが、ボールはこぼさなかった。スタッフに脇を支えられてベンチに歩いて戻ると、場内から大きな拍手が送られた。
初回1死では中野の平凡なゴロをファンブルして失策を記録していた矢野。自身のミスを挽回し、先発・床田を救うビッグプレーを披露した。