大関霧島が復調!出稽古で16勝1敗 首肩周りの痛み良化「これからどんどんやっていく」

 左肩から首にかけてテーピングを施した霧島
 錦木(右)を攻める霧島
 正代(右)と稽古する霧島
3枚

 大相撲夏場所(12日初日、両国国技館)を2度目のかど番で迎える大関霧島(音羽山)が6日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古し、状態良化をうかがわせた。御嶽海、正代、錦木、時疾風と17番とって16勝1敗。頭から当たる場面も多く、力強い寄りや突っ張りで圧倒する内容が目立った。

 首を痛めていた春場所は5勝10敗と負け越し。患部への不安から、4日の出稽古では左肩から首の付け根にかけてテーピングがあった。この日も相撲をとる前に同じ部位にテーピングを施したものの、動きの違いは歴然。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)によると、5日に治療した際、今回の痛みは首ではなく肩周りの筋肉が原因だったことが判明したという。

 稽古を見守った音羽山親方は「首から(の痛み)ではないということがわかったから、怖さがなくなって、今日は割としっかり当たれるようになった」と説明。「2日前より良くなってきている。あと3日ぐらい仕上げていければ、いい感じで入っていけるのでは」とうなずいた。

 4月30日の番付発表後、最多の番数をこなした霧島も「久しぶりに首の状態がちょっと良くなったので、頭から当たっていこうかなと思った」と回復を確認。「これから痛みがなかったら、どんどんやっていきます」とペースアップを予告した。

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