井上拓真 IBF新王者・西田凌佑の試合は「見ました」感想は「いい選手だな」とバンタム級戦線で刺激
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
挑戦者・石田匠を迎え撃つ王者・井上拓真が計量を通過後に取材に応じた。
メーンで待つ兄の井上尚弥に向けて「最高のバトンを渡すだけですね」と兄弟同日同会場での世界戦へ、静かに闘志を燃やした。
バンタム級では、4日に西田凌佑がIBF新王者になった。「いい感じに盛り上がってきてるんで。明日は自分もしっかり、いい結果を残したいですね」と刺激を受けた様子だった。
西田対エマヌエル・ロドリゲスの試合もテレビ観戦したといい、西田について「距離もよかったですし、気持ちも強かったですし。本当にいい選手だなと思いました」と振り返った。
前日計量は拓真、石田ともに53・4キロで、制限体重より約100グラムアンダーだった。