ハシビロコウの写真集刊行 松江の「フドウ」がモデル

 餌の魚を微動だにせず長時間待ち伏せて捕まえる習性があることから「動かない鳥」と言われるハシビロコウの写真集が刊行された。松江市のテーマパーク、松江フォーゲルパークのオスの成鳥「フドウ」がモデルで、同パークが監修した。

 ハシビロコウはアフリカ中東部の沼沢地などに生息する鳥で、日本では十数羽を飼育。フドウは体長約120センチ、体重約6・4キロで2019年に同パークに来た人気者だ。名前は来園者からの募集で「不動」にちなんで名付けられた。

 写真集には力強い表情のアップや足で耳かきをしているような動きなどを収めており、クールな雰囲気と間の抜けた様子のギャップを楽しめる。

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