渡辺会長語った「WBC監督は落合君」
巨人・渡辺恒雄球団会長(86)が26日、ニッポン放送『テリー伊藤 サンデーのってけラジオ』に出演し、球界注目の“人事問題”について大いに語った。
現時点で選手会が不参加を表明している来年3月のWBCの日本代表監督問題について「落合君しかないんじゃない。軍師として采配力、一番じゃないですか」と持論を展開。「中日は前回のWBCに選手を出すことを拒否した。そういうことについての反発はあるらしいけど。たくさんのOBの中から選ぶとすれば落合君だと僕は思う」と明言した。
大リーグ、レイズを戦力外となった松井についても言及。「選手としてはもう限界にきちゃっている」と断言。その上で「コーチとして後輩の指導ができるのか、できないのか。彼は非常に寡黙な男。人を動かす言葉の能力が彼にあるのか、ないのか」と将来的にコーチとして入閣する可能性は示唆した。
その一方でヤンキースのイチローを「彼は非常に頭のいい男。あれだけの人間は野球界の中にもそう何人もいるとは思えない」と大絶賛。将来的に巨人の指導者でほしいのはイチローか松井かを問われ「僕はイチロー」と明確に答えた。