糸井、先発復帰へ森脇監督にらみつける
右膝じん帯を痛めているオリックスの糸井嘉男外野手(31)が16日、神戸市のほっと神戸で行われた全体練習に参加。17日からの広島2連戦(呉、マツダ)でスタメン復帰を果たすべく、森脇監督らに“完治”を猛烈にアピールした。
フリー打撃で快音を連発すると、森脇監督の方をにらむように見やり、目力で万全を訴える。右翼位置でのノックでも軽快に走り、ジャンピングキャッチまで決めた。
糸井は3日に右膝を痛め、以後は指名打者で6試合に出場。指名打者制のない14、15日の阪神戦(甲子園)は代打での出場に終わった。次の広島戦も同じで、右膝はまだ左右の動きに不安を残すが「良くなっているのは確か」と右翼での先発出場に意欲を見せる。
森脇監督は「にらまれてもね。こっちは心配しているのに」と苦笑しつつ、「当日の状態を見て」とスタメン復帰に含みを持たせた。