金本知憲氏“飛び過ぎる”ボールに疑問呈す
アニキが統一球問題に一石を投じた。デイリースポーツ評論家・金本知憲氏(45)が22日、横浜スタジアム内限定のFM局で特別ゲストとして横浜OBの佐々木主浩氏(45)と初共演した。東北福祉大時代の2学年先輩との対談で、昔話を交えながらDeNA対阪神戦を“ぶっちゃけ”解説。球界の時事問題にも鋭く物申した。
対談の中で金本氏は統一球問題に初めて言及。11年開幕戦から変更されたボールについて「国際基準に合わせて、WBCで勝つために変えるのであれば、(WBC仕様の)ローリングス社のボールにすれば良かったのではないか」と話した。 さらに、今季から統一球の反発係数が変更され、再び飛ぶようになったことには「東京ドームでは『ドームラン』という言葉がある。巨人の阿部はこすったような打球がフェンスギリギリの本塁打になると、申し訳なさそうな顔をしている」と、“飛び過ぎる”ボールには、疑問を呈した。
試合の解説でも金本節は全開。阪神初回の好機、1死満塁の場面で新井が打席に入ると、「だいたい、こういう場面はゲッツー」と、兄貴分ならでの辛口評。新井が二飛に倒れると、「アウト1つだから、仕事をしましたよ」と語り、佐々木氏の苦笑いを誘っていた。