大産大付の怪力左腕・平田11K快投

 「高校野球大阪大会・3回戦、大産大付3‐2春日丘」(20日、万博)

 プロ注目左腕の大産大付・平田将投手(3年)が、6安打2失点。逆転で春日丘を下し、4回戦へ進出した。

 三回に2点ビハインドを負ったが、六回に同点に追いつくとエンジンは全開。「スタミナはあるし気持ちも入っていた。平田と心中するつもりだった」という小田監督の期待に156球の熱投で応えた。「2点取り返してもらい、絶対に点を取られたらアカンと思った」と平田。気迫をむき出しにして11三振を奪った。

 今年2月に右アキレスけんを傷め、春季大阪大会でも復調せず2回戦負け。悔しさを胸に挑む最後の夏だ。自己最速は145キロ。中学時代ですでに背筋200キロ以上、高校で計測した左手握力は72キロという怪力左腕は、「自分が抑えないと勝てないと思っている」。同校初の夏の聖地を目指し、エースがマウンドに仁王立ちする。

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