千葉英和・小又8回10K 宮国似イケメン

 「高校野球千葉大会・4回戦、千葉英和7‐2横芝敬愛」(21日、QVC)

 巨人・宮国に似た端正なマスクが、強い日差しに映えた。プロ注目、千葉英和のエース・小又圭甫投手(3年)が最速145キロの直球を武器に8回10奪三振。イケメン右腕の快投で16強入りだ。

 自己最速の147キロには及ばなかったものの、「勝ちに行くことに徹した」と小又。スライダー、カーブで緩急をつけ、堂々の2桁奪三振だ。

 今年1月、体育の授業中に左手首を骨折。3月には背筋痛を発症し、春季県大会は背番号18で不完全燃焼だった。その後は球場の両翼ポール間ダッシュを1日に計90本こなし、下半身強化を徹底。今夏、伊藤監督が「150キロが出ないかと期待している」と言うほどの球威を身に付けた。

 ネット裏の広島・尾形スカウトは「真っすぐが非常に力強く、肩、ひじの使い方も柔らかい。顔もいい」と二重丸。同校悲願の甲子園初出場へ、小又がけん引する。

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