森友哉が決勝打!大阪桐蔭3年連続4強
「高校野球大阪大会・準々決勝、大阪桐蔭8-6上宮太子」(25日、舞洲)
大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)の一振りが3年連続4強の扉を開いた。1点を追う八回、2番・高木の同点打で追いつき、さらに1死一、三塁から3番・森友のライナーは一塁手のグラブをはじき、右前へ転々。これが決勝打となった。
森友は「緊張したが、自分で決めようと思っていた」ときっぱり。低めのスライダーにタイミングを外され右腕だけでのスイングになったが、力で押し込んだ。
先制され、追いついた後、再びリードされる展開にも「勝つ自信はあった。昨秋の大阪大会準決勝で対戦して0対4から逆転したし、プライドもある」と落ち着いていた。
11球団が視察し、阪神・畑山スカウトは「捕手としての意識が高くなったようだ」とコメント。4季連続の聖地へ向け、準決勝は関西創価と対戦する。森友は「甲子園への通過点。満足せず次の準備をしたい」と表情を引き締めた。