ハム大谷「大谷対決」制し連敗止める!
日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(19)=花巻東=が29日、チームの連敗ストップを誓った。30日のロッテ戦で後半戦初となる先発登板を控え、「チームは6連敗中ですし、何でもいいので勝てればと思う」と抱負を語った。
ここまで2勝を挙げているが、過去6度の先発でチームは5勝1分けと負け知らず。このまま“不敗神話”を継続し、窮地を救う考えだ。
この日は千葉・鎌ケ谷のファイターズタウン室内練習場でブルペンで30球を投げ、最終調整。直球を中心に、スローカーブ、スライダーと変化球の曲がり具合や指のかかりを確認した。
過去、連敗中の先発は一度もなく、プレッシャーもかかりそうだが「まずはゲームをつくる。そして1イニングでも多く投げて、リリーフ陣にマウンドを渡したい」と2勝目を挙げた4日以来の先発で白星を狙う。
くしくも、相手の先発も「大谷」という大谷対決となる。14日のロッテ戦では、その大谷から打者として2号本塁打を放っている。今度は投手としての投げ合いでも、同姓対決を制したいところだ。