花巻東、最小兵156センチ千葉3安打

 「全国高校野球・2回戦、花巻東9‐5彦根東」(13日、甲子園)

 今大会の出場選手では最小兵、156センチの花巻東・千葉翔太外野手(3年)が、八回にダメ押しの2点適時打を放つなど3安打3打点と大活躍。初回は8球粘って内野安打で出塁すると、三回にも13球粘って四球を選び、追加点につなげた。

 普段からファウルを打つ練習をしており、「球数を多く投げさせることで相手投手にダメージを与えることができる。小さいなりにできることをいつも考えている」と胸を張った。

 好きな言葉は「小さな巨人」。高校入学時は投手で、1年上には190センチ超の大谷翔平投手(現日本ハム)がいた。「小さくても大きな仕事をしたい」と自ら希望して1年夏に野手へ転向した。

 菊池(現西武)を擁して4強入りした09年以来の勝利で、岩手県勢としても4年ぶりの初戦突破。佐々木洋監督(37)も「千葉は見事な活躍だった。ウチらしい小技を絡めた野球ができた」と目を細めていた。

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