マー君、大谷と先発対決に「意識ない」
楽天・田中将大投手(24)と日本ハム・大谷翔平投手(19)が、6日の対戦で初めて投げ合う。対決を翌日に控えた5日、田中は「あまりよく分かりませんけど、球は速いですよね。外野からあれだけの返球をするんですから。ポテンシャルの高さは感じます」と大谷の印象について語った。
その将来性については認めつつも、勝負となれば別だ。「意識?全くないです」。さらに「チームが大事な時期ですし、一つでも多く自分の投げる試合で勝てるようにしたい」と話し、大谷との対決よりも、チームの勝利を強く意識する。
大記録にも関心を示さない。現在、開幕19連勝中で勝てば稲尾和久(西鉄)の1シーズン20連勝の日本記録に並ぶ。さらに先輩の岩隈(マリナーズ)が08年に記録した球団史上2人目のシーズン20勝に到達する。「(記録は)ピンとこないですね。結果的に勝てばいい」とサラリと言った。
この日はKスタでチームメートと談笑をするなど、終始和やかムードで軽めのダッシュなどをこなした。前回8月30日・ソフトバンク戦では7回3失点と苦しみながらも勝利。試合後には「何もよくなかった」と話したが、4日にはブルペンでフォームを修正。「自分の中でしっかりできた」と準備万端だ。今や球界を代表する投手に上り詰めたマー君が、ゴールデンルーキー・大谷に格の違いを見せつける。
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