De三浦、6年ぶり4位浮上へ優先登板
DeNAがエース三浦大輔投手(39)の右腕に、6年ぶりの4位浮上をかける。20日、先発投手陣が横浜スタジアムで練習。友利投手コーチは「三浦は相性のいいチームに当てるよ。彼が勝つ=順位にリンクするね」とニヤリ。対中日戦は今季4勝0敗、防御率1・80と抜群の成績を残す三浦。4位争いの直接対決に優先登板させる。
中日戦は21日からの3連戦(横浜)と、10月5日の1試合(ナゴヤドーム)の4試合を残す。三浦は23日の先発が濃厚。その後は中5日で回り、29日のヤクルト戦を経て、今季3戦3勝と相性のいい名古屋で10・5登板を果たすプランだ。
「先発ローテを守って、2桁はクリアしないといけないと思っている」。今季、チームでただ一人、ローテーションを守って現在9勝。まずは23日に10勝目を挙げ、残り2戦。自己最多タイの12勝が目標になる。
5年連続最下位から、現在は5位。4位・中日とも1・5差と射程圏内にし、数字上は3位の可能性は残る。「厳しいという思いはあるが可能性は0じゃない。そこを目指していく」。まずは4位。そしてその上へ、可能性を追い求める。