九共大・大瀬良、11Kも「魔の八回」
「福岡六大学リーグ、日本経済大6-4九州共立大」(6日、福工大野球場)
24日のドラフト会議で阪神などが1位候補として挙げる九州共立大の大瀬良大地(4年・長崎日大)は日経大戦に先発しリーグ戦自己ワーストとなる6失点で3敗目。きょう7日の日経大戦に連敗すれば4位転落で大学での公式戦は終了する。
エース大瀬良で敗れた。3季ぶりの優勝の可能性が消え、Bクラス転落の危機にも直面した。
七回までに11奪三振と力投したが「魔の八回」が悔やまれる。「変化球も直球も良かったのに、あの回だけ直球で勝負にいきすぎた」。2死二塁から2四球と2本の長打を含む3安打でまさかの5失点。走者を背負ってからは、力勝負にいった直球を狙われた。
この日も8球団のスカウトが集結。阪神の田中秀太スカウトは「七回までは完璧。緩急をうまく使った内容はむしろ今季一番だった。打たれたことは評価に関係ない」と言い切った。