セ最多得点もDe高木&波留コーチ退団
DeNA・高木豊チーフ兼打撃コーチ(54)、波留敏夫打撃コーチ(43)が今季限りで退団することが7日、分かった。高木コーチはこの日の練習前、高田繁GMと会談し、退団することが決まった。
今季のチーム打率・261は巨人に1厘差でリーグ2位。得点はリーグ唯一の600点超えとなる623点を記録。6年ぶり最下位脱出を決めた最大要因となった打撃陣。その指導者である両コーチの退団が決まった。高木コーチは「打撃コーチ2人がね。好成績?それだけの問題じゃないということなんだろう」と不可解そうに話した。
高木コーチは04年アテネ五輪で指揮を執った中畑監督の下で内野守備走塁コーチを務めた縁もあり、昨季の中畑監督の就任とともにヘッドコーチに就任。今季はチーフ兼打撃コーチとして、打撃部門を統括する立場にあった。
波留コーチは06年から横浜・DeNAの外野守備走塁コーチ、打撃コーチを歴任。今季から1軍打撃コーチに就任した。7月には池田純球団社長と口論となり、罰金100万円を支払うなどの騒動があった。