Deコーチに山崎氏&進藤氏が浮上
DeNAの来季のコーチとして、元広島の山崎隆造氏(55)、OBの進藤達哉氏(43)が浮上していることが10日、分かった。今季限りで高木豊チーフ兼打撃コーチ(54)が退団、二宮至野手総合コーチは来季2軍監督に配置転換となり、それぞれ後任候補となる。
山崎氏は現役時代はスイッチヒッターとして1983年から3年連続で打率3割を放ち、内外野を守り、通算228盗塁を決めるなど、走攻守三拍子そろった選手として活躍。引退後も広島で守備走塁コーチ、2軍監督などを歴任して手腕を発揮した。赤ヘル全盛期を担った機動力野球の、チームへの浸透が期待される。
進藤氏はチームの前身の横浜で13年、オリックスで3年間プレー。04年から4年間、横浜でコーチを務めた後、地元に戻りBCリーグ富山でコーチ、監督を務めるなど指導歴は十分だ。
また今季限りで現役を引退した篠原貴行投手(37)、小池正晃外野手(33)の来季のコーチ就任がこの日、発表された。小池は宮崎県で開催中のフェニックス・リーグに派遣され、コーチ修行を開始した。