意外なアナウンス…CS導入効果を実感
2013年10月11日
観客数と言えば現役記者時代、私は巨人を中心に担当していたため、満員が当たり前だった。だから、ファンが野球のどんな一面に興味を持つのか、鈍感なままできたのかもしれない。
しかしただ一度、スタンドを見て驚いたことがある。1979年4月の後楽園球場だった。
その試合は、巨人・江川卓のプロ初登板となったイースタン・リーグ、対ロッテ戦。社会問題にまで発展した「空白の一日」という裏技で巨人に入団した江川が投げるので、押しかけるであろう観客を多摩川グラウンドでは御しきれない。そこで急きょ後楽園が使われることになったが、もちろん前売りはなく、指定席もない。
開門と同時に、数万人がいい席を取ろうとスタンドをダッシュした。怒号が飛び交った。一塁側巨人ベンチから眺めたその光景、スタンドの震動を私は忘れられない。
1人の投手の登板を見るために走り、ひいきチームが2位か3位かを見届けるために球場を満員にするー昔も今も、つくづく野球とは国民的スポーツだと改めて思った。
(デイリースポーツ・岡本清)
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