西武FAの涌井、移籍は「五分五分」
今季国内FA権を取得した西武の涌井秀章投手(27)と片岡治大内野手(30)が1日、西武ドーム内の球団事務所で球団側との交渉に臨んだ。涌井は、移籍の可能性について「五分五分」と慎重だった。
ともに提示条件については明かさなかったが、単年契約を基本とし、年俸ダウン幅を抑えた内容とみられる。涌井にとって許容範囲内だったのか、「ギリギリまで考えるかも」と漏らした。希望条件については「先発であることと、必要とされているかどうか」と明かしている。6日から始まる秋季キャンプには参加する方針だ。
一方、片岡は「しっかり考えたい」と話すにとどめ、キャンプは不参加となっている。鈴木球団本部長は「来年も戦力として必要だと伝えた」とした上で、FA宣言残留については「OK」と明言した。