中田翔17年WBCまで侍の4番!

 「侍ジャパン全体練習」(6日、ジャイアンツ)

 新生「侍ジャパン」が6日、川崎市内のジャイアンツ球場で初の全体練習を行った。小久保裕紀新監督(42)は初陣となる8日からの台湾代表との強化試合(8~10日)で中田翔外野手(24)を2017年の第4回WBCまで4番で起用する方針を明かした。侍ジャパンは7日に台湾入りする。

 新生・侍ジャパンの4番を務める中田が、日の丸の重みをプレーで示すことを誓った。外野用に加え、一、三塁用のグラブを持参した。「ユニホームを着たら先輩も後輩も関係ない。負けないようにプレーするだけ」と8日からの台湾戦に意欲を見せた。

 3月のWBCに、最年少で日本代表に選出された経験が、一回りも二回りも成長させた。「国際大会の難しさ、プレッシャーという、WBCで感じたものを、侍の選手たちに伝えたい」と“リーダー”としての責任感を漂わせた。

 侍ジャパンへの合流ギリギリまで、日本ハムの沖縄・国頭村キャンプで三塁コンバート練習に没頭。真っ黒に日焼けした顔に、幼さはもうない。

 打撃練習では、32スイングで3本の柵越えだったが、「ジャパンの真新しいユニホームを着たら気合も入った。もっともっと打てるとこを見せたい」ときっぱり。守備でも、左翼だけでなく、三塁のポジションにも入り、アピールした。

 小久保監督は3連戦、すべてで中田を4番で起用する方針。さらに世界一奪還を目指す第4回WBCを視野に「僕が率いている間は中心選手になるのは間違いない」と今後も4番で起用し続ける意向を明かした。「どこでも守る」と話す中田は、強い気持ちで日の丸を背負う。

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