呂明賜監督率いる台湾代表は若手を招集
「侍ジャパン全体練習」(6日、ジャイアンツ)
新生「侍ジャパン」が6日、川崎市内のジャイアンツ球場で初の全体練習を行った。小久保裕紀新監督(42)は初陣となる8日からの台湾代表との強化試合(8~10日)で中田翔外野手(24)を2017年の第4回WBCまで4番で起用する方針を明かした。
台湾代表は巨人で活躍した呂明賜監督の下、20代前半の選手を集めた若いチームだ。28人中、海外組が15人、アマチュアが13人という編成になった。
中心は日本で活躍する選手たちが担う。野手では日本ハムの陽岱鋼とソフトバンクの李杜軒、投手陣ではDeNA・鄭凱文が招集された。
投手陣に目を向けると、今季アストロズでメジャーに昇格した右腕・羅嘉仁の存在が目立つ。155キロの速球を武器にチームではリリーフとして活躍した。代表でも大事な場面を任されることになりそうだ。
初戦の先発が予想される王躍霖はカブス2Aに所属する22歳の右腕。先の東アジア選手権でもエース格として活躍した。2戦目はMAX150キロのスリークオーター左腕・倪福徳。09年からは米大リーグ・タイガースでも投げた奪三振マシンだ。第3戦はアマチュアの右腕・郭俊麟が予想される。