楽天が大竹獲りへ!FA行使なら検討
球団初のリーグ制覇と日本一を成し遂げた楽天が、今季に国内FA権を取得した広島・大竹寛投手(30)の調査に乗り出す。球団関係者は8日、「来年も日本一になるために必要なことはする」と話し、大竹がFA権を行使した場合は獲得に名乗りを上げる可能性が出てきた。
創設9年で頂点に上り詰めたとはいえ、選手層はまだまだ薄い。2年連続2桁勝利をマークしている鯉の右腕は、先発陣の充実を目指す方針に合致する。大竹の動向は流動的だが、球団ではFA市場に出た場合に備えて検討を進めている。
日米間で協議しているポスティングシステム(入札制度)の合意が遅れ、田中のメジャー挑戦の動きが凍結されている。それでも球団内ではエース流出の有無にかかわらず、来季の編成を進める考え。大竹がFA宣言すれば、楽天も前向きに検討していく。