阪神・松田が侍初登板で鮮烈151キロ
「侍ジャパン強化試合、日本4‐2台湾」(9日、台湾・新荘)
野球日本代表「侍ジャパン」は9日、台湾代表との強化試合第2戦に臨み、4‐2で勝利を収め、2連勝とした。広島ドラフト1位の大瀬良大地投手(22)が五回から2番手で登板し、自己最速タイの153キロをマークするなど2回無失点でデビュー星を挙げた。阪神の松田遼馬投手(19)も七回の1イニングを三者凡退に抑える鮮烈デビュー。直球は自己最速となる151キロを記録した。
こちらも鮮やかなデビューだ。松田が日本代表としての初登板で1回無安打2三振。自己最速となる151キロを記録し、台湾打線をねじ伏せた。
「投げるまで緊張していたけど、ゼロに抑えられてほっとした」
4‐1の七回に登板。先頭の蒋智賢を空振り三振に仕留めた直球が、球場表示は144キロながらテレビ中継の表示で151キロを計時した。「そんなに出ていたんですか?」と驚くほどボールは走っていた。2死後は林旺衛も直球で空振り三振。圧巻の16球、堂々の3人斬りだった。
初の日本代表。阪神から唯一の選出で親しい選手もいなかったが、嶋に救われた。5日の全体ミーティング。隣席から「10代なのに大変やな。でも、頑張れよ」と声を掛けられた。主将の気配りで少し肩の荷が下りた。
今回の台湾遠征が初海外。宿舎では独特の風味の台湾料理が口に合わず、ファストフード店に足を運ぶ。未体験の連続でも試合には対応。若虎が異国で成長の跡を見せた。
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