DeNAがハム退団ウルフ獲得に名乗り
DeNAが日本ハムを退団したブライアン・ウルフ投手(32)の獲得を目指すことが14日、明らかになった。チームにとって先発陣の整備が急務。FAで獲得を目指す阪神・久保康友投手(33)と並行して調査を進めていく。
今季はリーグ2位のチーム打率・262を誇ったが、その一方で、先発陣は3年連続10勝投手を輩出できなかった。球団は直近3年で31勝を挙げているウルフの日本球界での実績を高く評価。白羽の矢を立てた。
池田純球団社長(37)はこの日、オフの補強プランを語った。「FAで4人(の投手)のうちの1人を獲りたい。並行していろいろと動かないと。全部うまくいくか分からないが、第2弾、3弾、4弾と用意する」。目指す大型補強。第1弾が久保なら、第2弾がウルフだ。
「10勝して貯金を作れる投手が必要。1人ではなく数人出てくれば」と同社長。リーグ屈指の打力にふさわしい投手陣を整備していく。