元阪神の桜井が引退表明「やり切った」
元阪神で、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに所属する桜井広大外野手(30)が18日、現役引退を表明した。高松市の香川県庁で行われた「香川にぎわいづくり表彰」に出席し「NPB復帰という思いはかなわなかったが、自分なりにやり切った」と話した。
PL学園から2001年のドラフト4位で阪神に入団。09年には103試合に出場し、12本塁打を放つなどパワフルな打撃で貢献した。一方で右肘の故障に苦しみ、10年に手術。完治に至らず、11年シーズン後に戦力外通告を受けた。
香川で2年目の今季は10本塁打、59打点で2冠王に輝く活躍を見せた。今後については未定だが、以前から小、中学生への野球指導に興味を持っており、「野球にたずさわっていければ一番いい」と話した。