オリ6位・奥浪は“動けるデホ”
「ポスト李大浩」は“小デホ”が担う!!オリックスからドラフト6位指名された創志学園の奥浪鏡内野手(18)が22日、広島市内のホテルで入団交渉を行い、仮契約を結んだ。契約金は2500万円、年俸は500万円で、背番号は「61」に決まった。
高校通算71発を誇る和製大砲候補は、「岡山の李大浩」との異名を持つ。身長176センチ、体重97キロと体格は194センチ、130キロの“本家”より一回り小さいが、スケールの大きさでは負けていない。
中学3年時にマツダスタジアムの左翼席場外ネットにぶち当てる150メートル弾を硬式で放ったことがあり、さらに巨体ながら50メートル走は6秒3、三塁守備も軽快にこなす。走守は人並み以下だった李大浩と違い、こちらはまさしく“動けるデホ”なのだ。
「長打力を見せたい。将来的には4番を打ってホームラン王を取りたい」と奥浪。退団した李大浩の穴を埋めるべく、さらに怪力に磨きをかける。