小笠原が中日と合意、3000万で1年契約
巨人からFA宣言した小笠原道大内野手(40)が25日、中日に移籍することが決まった。26日にも球団から正式発表される。ここ2年間は精彩を欠いた小笠原だが、中日・落合GMが打棒復活は可能と判断して水面下で交渉した。
18日に都内で小笠原と落合GMは交渉のテーブルにつき、FA選手としては異例の年俸7000万円から57%の大幅減となる3000万円の1年契約で合意。4000万減にも小笠原は条件面ではなく、試合に出られる環境面を重視。二つ返事で快諾し、落合GMとの最初の交渉で「中日・小笠原」が決まった。
10年まで5年連続3割をマークした小笠原の加入は、貧打に悩むチームにとって大きな戦力となるのは間違いない。