キヨシの直電実った!久保獲り成功

 DeNAは2日、阪神からFA宣言した久保康友投手(33)と、推定2年2億5000万円で契約に合意したことを発表した。手薄な先発投手の底上げをめざし、10年に14勝を挙げた久保の実力を評価。交渉を進めてきた。11月22日には中畑清監督(59)が直接電話でラブコールする猛アピールも実った。久保は3日に入団会見する。

 待ちに待った朗報が、ついに届いた。最大の補強ポイントだった先発投手陣に、久保の加入が決まった。中畑監督は「オレの言葉が効いたかな?一緒に戦ってくれることを心強く思います」と喜びのコメントを発表した。

 熱い思いを自ら伝えたのは11月22日。久保本人と直接電話した。自称・交渉の鬼は「君が来れば勝つことができる。君がDeNAで最初に2桁を勝つピッチャーになってくれ」。先発を確約する内容に、熱い思いを添えたラブコールが実った。

 今季、1年間ローテーションを守ったのは三浦だけで、チーム最多勝ち星も三浦の9勝だった。2桁勝利2度、10年には14勝、200イニング超を投げた久保の、先発としての実績を高く評価。シーズン中から注目してきた。

 高田GMは「決め手は起用法が一番じゃないかな。先発として計算できる。貯金を作ってほしい。柱になってチームを引っ張ってほしい」。先発という、DeNAの期待と久保の希望が合致して移籍が実現した。

 第2弾、第3弾の補強も進める。「外国人投手、野手も可能性のある人がいますよ」と同GM。補強第1弾は大成功。昨季は福留争奪戦に敗れたが、相手の戦力を奪い、自軍の戦力アップに成功した今回、見事に倍返し達成だ。

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