楽天・銀次、野手最高評価の6000万円
楽天の銀次内野手(25)が4日、仙台市内の球団事務所で契約交渉を行い、3800万増の年俸6000万円でサインした。野手では最高クラスの評価を勝ち取った。
「かなり納得しています」と笑顔。今季は3番打者として定着し、131試合に出場。自身初の打率3割をマーク、日本シリーズでは2度も決勝打を放った。
次なる目標は首位打者と連覇だ。「(同期の枡田)慎太郎が3割5分を打つと言っているので、僕は3割5分1厘で」
この日が震災から1000日。岩手県普代村で生まれ育った銀次には、チームの主力で唯一の東北出身選手としての自覚がある。「あのことは、一生、忘れてはいけない。来年、もっと喜んでもらえるように頑張らないと」と前を見据えた。