オリ馬原、5000万円減でも球団に感謝
オリックスの馬原孝浩投手(31)が5日、神戸市のほっともっと神戸で、5000万減の年俸8500万円で契約を更改した。
3月に右鎖骨下の腕神経叢(わんしんけいそう)の炎症を起こし、シーズン終盤の3試合登板にとどまった。野球協約の定める減額制限(1億円超は40%)に迫る37%の減俸だが「40%減を覚悟していたが、球団が考慮してくれた」と感謝。
来季順調に出場すれば国内FA権を取得する見込みだが「特に考えていない」と明言は避けた。ただし契約は単年。横田昭作球団本部長補佐は「FAの話はしていない」としたが「複数年契約は本人が望んでおらず、特に検討しなかった」と含みを持たせた。