巨人、韓国最多勝左腕の獲得目指す

 巨人が来季の新外国人投手として、今季は韓国・SKに在籍し、米国出身のクリス・セドン投手(30)の獲得を目指していることが6日、明らかになった。今季、韓国プロ野球で14勝をマークし、最多勝を獲得した左腕は補強ポイントに合致する。広島からFA宣言した大竹を獲得した原巨人が、さらなる先発陣の強化を目指す。

 巨人が獲得を目指しているセドンは、193センチの大型左腕だ。抜群の安定感を誇る。今季、韓国プロ野球で14勝をマークし最多勝。防御率2・98と安定し、その一方で187回1/3を投げて160三振と三振を奪える能力もある。

 メジャー通算では38試合に登板して2勝3敗。だが昨季、3Aコロンバスで11勝し、マイナー通算でも104勝93敗の成績を残す。

 チームでは先発投手の補強が急務となっていた。すでに広島からFA宣言した大竹を獲得した。阪神を退団したスタンリッジの獲得調査を行ってきたが断念。すでにホールトンが保留選手名簿から外れた。

 しかも左腕はのどから出るほど欲しい。杉内が今季は2年連続2桁勝利となる11勝をマークしたが安定感を欠き日本シリーズでは2敗と不安を露呈した。左腕のセドンが加われば先発陣の厚みが増すことは間違いない。

 球団としても戦力強化のためならば、絶対に妥協はしない構えだ。大竹の入団会見が行われた4日に原沢球団代表は「投手陣の整備というのはどの球団にとっても永遠のテーマ」と明言していた。来季の日本一奪回に向け、“韓国の最多勝左腕”の獲得に動く。

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