西武・高橋、趣味の漫画トレで体力強化

 来季2年目を迎える西武・高橋朋己投手(25)が趣味の漫画をトレーニングに活用する。「体を鍛える」を今オフのテーマとする左腕は、このほど退寮し、東京都内の自宅マンションに趣味と実益を兼ねた漫画兼トレーニング室を設置予定。野球や格闘技の漫画を読んで気持ちを鼓舞し、その勢いで新購入する自転車型トレーニング器具をこぎまくるという。

 欲しいのは1年間フルに戦える強靱(きょうじん)な肉体。「後半だけのやつと思われたくない」。左肩痛で出遅れた今季は中継ぎで後半戦24試合に登板。力強い投球でチームのピンチを何度も救い、終盤の躍進を支えたが、満足はしていない。「監督も代わり、またゼロから。困ったら高橋と言われたい」と意気込んだ。

 トレーニングの“カンフル剤”となるのが、所有する約500冊の中から厳選した2作品だ。一つは野球漫画「MAJOR(メジャー)」の高校野球編。「泥くさい感じがいい」と気持ちが高まるという。続いて格闘漫画「グラップラー刃牙(バキ)」。闘争心がメラメラと湧き「無性に体を動かしたくなる」と効果は抜群だ。目標に掲げる50試合登板に向け、自己流トレで強い体を手に入れる。

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