八木、ペナルティーなしも25%大減俸
4日に予定されていた契約更改交渉を日程の勘違いで欠席したオリックス・八木智哉投手(30)が9日、ほっともっと神戸で交渉に臨み、野球協約が定める減額制限(1億円以下は25%)いっぱいの600万減となる1800万円で更改した。
交渉は“すっぽかし事件”の謝罪からスタートした。「単なる思い違い。謝るしかなかった」。球団側から注意を受けたが「その件と査定は別という話をして交渉した」(横田球団本部長補佐)と、ペナルティーはなかった。
しかし今季わずか3試合登板で0勝2敗では、大減俸は避けられなかった。「チャンスをものにできないのは技量が達していないということ」と八木。「来季は先発を任されるように」と気を引き締めた。