ロッテ鈴木 西岡ファンからダメ出し
来季から背番号7をつけるロッテ・鈴木大地内野手(24)が14日、かつてロッテで同じ番号を背負った阪神・西岡のファンから“ダメ出し”されたことを明かした。千葉県内でトークショーに参加し、サインに初めて「7」を記した鈴木は“西岡超え”を誓った。
1週間前のことだったという。あるイベントで西岡の大ファンだという女性から、痛烈な激励?を受けた。「西岡さんより活躍しなかったら、許さない!」。鈴木は「影響力の大きい番号ですよね。『7』の大きさを知りました」と重い現実を受け止めた。
西岡はロッテ時代、2度の日本一に貢献し、10年にはフルイニング出場、シーズン200安打も達成。人気、実力ともにチームの顔だった。今季、全試合出場を果たした鈴木は、まずは西岡以来のフルイニング出場を目標に掲げた。その先には200安打もある。
いずれの記録も、ロッテで達成したのは西岡が最後。「来年終わってみて、西岡さん以来(の記録達成)だったら最高ですよね」と語った。
将来的な目標もある。阪神・鳥谷が06‐07年に樹立した181試合連続フルイニング出場の、遊撃手のプロ野球記録。「いずれは、そういう選手になれればいいと思う」。まずは西岡超えで、周囲を黙らせる。