原監督、菅野と講演「いい甥でした」
巨人・原辰徳監督(55)と菅野智之投手(24)が8日、神奈川県平塚市内の東海大湘南キャンパスでの「市民セミナー」で講演を行った。
伯父とおいの関係でともに東海大出身の2人。菅野は昨季、ローテを守り13勝をマークした。指揮官は「気を使わせない、いい甥でした」と目を細めた。2年目のジンクスに陥らないように、対策として菅野は直球に磨きをかける考えだが、「正しい判断。精度を上げることが飛躍させる」と進化を求めた。
伯父の期待は大きい。2017年に第4回WBCが予定されている。そこで「(日本代表の)エースピッチャーになる覚悟でやるでしょう」と断言。野球が復活する可能性がある2020年東京五輪に関しても「その舞台で戦ってもらいたい」と希望した。
もちろん、菅野は期待に応えるつもりだ。「東海大卒業生として恥ずかしくない成績を目指し、世界で活躍できるようになればいいなと思います」と呼応した。