佑、狙う開幕投手!早大トリオで復活だ

 2011年に早大からドラフト1位でプロ入りした日本ハム・斎藤佑樹(25)、広島・福井優也(25)、西武・大石達也(25)の3投手が13日、横浜市内のグラウンドで合同自主トレを公開した。昨季0勝に終わった3人は、ともに復活を誓った。斎藤佑は、このオフは自己最速ペースで調整し、開幕ローテ入り、開幕投手を狙うと宣言した。

 このままで終わるわけにはいかない。復活を目指す斎藤佑は、はっきりと目標を口にした。

 「開幕から1年ローテを守り抜きたい。開幕投手は去年の状況なら難しいと言われるかもしれないけど、目指していきたい」。2年ぶりの開幕投手奪取からのシーズンフル回転を誓った。

 昨年はどん底だった。右肩痛の影響などでわずか1試合登板で、プロ3年目で初めてシーズンの勝ち星なしに終わった。

 復活へのきっかけをつかむため、今年の自主トレはプロ入り後初めて、早大時代の仲間の福井、大石とともに行い、刺激を受けながら追い込んでいる。「3人とも目指す方向は一緒。そういう気持ちの仲間が集まると気が引き締まる。これを機に今年、活躍できれば」と力を込めた。

 ローテ入りを目指し、自己最速ペースで体を仕上げている。春季キャンプでは、2月8日の紅白戦先発が決定しており「そこを目指し逆算して調整している」。年明け5日には地元の群馬県でブルペン入り。既にチームメートの大島の打撃投手も務めている。

 初詣で引いたおみくじは大吉だった。「ヨッシャーって感じになった」。持っている男は、輝きを取り戻すため自主トレから厳しく追い込んでいる。

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