松井氏、将来G監督要請に「長い目で」
巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(39)が17日、都内で取材に応じ、巨人から将来的な監督就任を要請されたことについて「OBとしてそう言ってもらえることは大変、光栄だと思いますが、長い目でということ」と語った。
10日に巨人・渡辺球団会長、長嶋終身名誉監督、白石オーナーと会談した。その席で「両手を開いて待っているよ」とラブコールを送られた。これに対して松井氏は「近未来的というふうには受け取れなかった。現時点でユニホームを着られるだけのものを持ち合わせているとは思えない。勉強しなくてはいけないことはたくさんある」と慎重だった。
この日は都内で行われたテレビ朝日の「ビッグスポーツ賞」の表彰式に長嶋氏とともに出席。ミスターはまな弟子の松井氏について「OBとしていつかはそう(監督に)なってほしい」と期待した。松井氏は巨人の宮崎春季キャンプで臨時コーチを務める。「大きな意味で(長嶋氏の)背中を追いかけたい」と力強く誓った。