沖縄尚学V候補!明治神宮大会を制覇
第86回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)の出場校選考委員会が24日、大阪市内で行われ、一般枠29と21世紀枠3の計32校が発表された。
喜びを爆発させることはなかった。昨秋の九州王者でもあり、明治神宮大会覇者。3度目の選抜制覇を狙うからこそ、3季連続の甲子園出場となる沖縄尚学(沖縄)の赤嶺謙主将(2年)は「ここは通過点」と言い切った。
1999年は現監督の比嘉公也、2008年は東浜巨(現ソフトバンク)。過去2度の優勝は投手力で勝ち取った。「尚学の背番号1は重い」と打ち明けるエース山城大智(2年)は春の栄冠を目指し、連投に耐えられる投球フォームや体力づくりを意識して、この冬を過ごしてきた。
山城も「先輩たちに負けないように優勝を狙いたい」と続いた。同じ沖縄勢の美里工と同時出場という記念すべき大会。先輩の熱い期待も力に、優勝候補の一角として春の甲子園に乗り込む。