オリ谷、単身赴任決定…家族の生活優先
巨人から8年ぶりに復帰したオリックス・谷佳知外野手(40)が単身赴任となることが30日、明らかになった。キャンプ地の沖縄県宮古島市で合同自主トレに参加し、難航していた住居問題に言及。関西での生活について「単身です」と明らかにした。
B組(2軍)の合同自主トレに参加した谷は、関西での住まいについて「新居はキャンプから帰って決める。もちろん単身です。子供の学校も妻の仕事もあるので」と話した。
在京球団からの8年ぶり復帰で、住居問題は深刻だ。東京では参院議員の亮子夫人(38)、小学2年の長男・佳亮くん(8)、次男・晃明くん(4)の4人暮らしだが、昨年12月の入団会見では「もめています」と悩みを打ち明けていた。「野球をしている姿を家族に見せたい」ということもあり同居を望んでいたが、家族の生活を重視し、谷は1人で引っ越すことになるという。
キャンプはB組でのスタートが決まっている。この日は若手とともにノック、フリー打撃などをこなし「確かめるように打った」という中で47スイング中、左翼へ柵越え1本。「ずっとこんな感じになると思う」とマイペース調整を任されている。A組(1軍)への合流時期は未定だが「打つ方と投げる方は仕上げてきている。動けるようになっている」と問題はなさそうだ。
8年ぶりの宮古島で、気温23度の暑さと日差しに驚きながらも「懐かしい。変わってないね」としみじみ。あと79本に迫る2000安打は今季中の達成を目指している。