日ハム・クロッタあるゾ虎戦デビュー

 「日本ハム春季キャンプ」(3日、名護)

 日本ハムのマイケル・クロッタ投手(29)が3日、初めてブルペン入りし、201センチの長身から剛球を連発した。首脳陣から絶賛を受けた新助っ人には11日の練習試合・阪神戦(宜野座)での実戦デビュー案が浮上した。

 掘り出し物となるかもしれない。メジャー通算15試合登板で0勝1敗。実績十分とは言い難い長身右腕は角度のある直球に、スライダーなど多彩な変化球を制球良く、33球投じた。「出来には満足だね。納得のいく投球ができた」と笑顔で振り返った。

 初投げながら首脳陣、他球団の編成陣からは高評価が相次いだ。栗山監督が「思ったより球に力がある」と言えば、ヤクルト・角編成部次長は「ボールが動くし面白い投手。うちにも欲しいよ」と褒めちぎった。

 状態の良さに、首脳陣は予定よりも前倒しでの実戦初登板を検討。「スターターでいけるね。出来上がっているので遊ばせとくのはもったいない。早めに投げさせたい」と厚沢投手コーチ。初の対外試合、阪神戦登板を視野に入れている。

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