De新人トリオ使える!G戦デビューも
「DeNA春季キャンプ」(7日、宜野湾)
DeNAのドラフト1位・柿田裕太投手=日本生命、同2位・平田真吾投手=ホンダ熊本、同4位・三上朋也投手=JX‐ENEOS=がフリー打撃に初登板し、力強い投球を披露。開幕ローテ入りが期待される新人トリオに、G戦デビューが浮上してきた。
中畑監督がうなった。「三者三様に迫力があった。実戦向き。間違いなく使える」。クセのある直球で空振りを奪った柿田。背負い投げのような投球フォームから、凡打の山を築いた平田。190センチ右腕の三上は左打者の外角へのスライダーを絶賛された。そろって開幕ローテへ“第一関門”を突破した。そこでマル秘プランが浮上した。開幕カードはヤクルト戦、2カード目が巨人戦だが、川村投手コーチは「巨人は初物に弱いということもある」と話し、ローテ入りが実現すれば、ルーキーをあえてG戦にぶつける可能性も出てきた。
今季V宣言し、G倒をテーマに掲げる中畑DeNA。新人トリオが、そのピースとなれるか。