DeNA三嶋“番長カーブ”に手応え
「DeNA春季キャンプ」(8日、宜野湾)
三嶋一輝投手(23)が、今キャンプ2度目のフリー打撃に登板。このオフにチームメートの三浦から伝授されたカーブを駆使し、納得の投球を披露した。2年目のジンクス打破へ決意を見せる右腕が、進化への手応えを口にした。
これまでの直球とスライダーのコンビネーションで抑えるスタイルから、さらなる飛躍のため自らの武器に加えた“番長カーブ”。初投げだった前回登板に比べ低めに決め、持ち味の直球も生きた。「良いイメージだった」と好感触をつかむと、登板後「体にもっと染み込ませておきたい」とブルペンへ直行し、再び感覚を確かめたほどだった。
昨季は新人ながら球宴出場や侍ジャパン入りも果たした。「2年目のジンクスを破りたい」と自らを鼓舞していた。