ハム二刀流大谷に週5試合出場指令
「日本ハム春季キャンプ」(10日、名護)
栗山英樹監督(52)が10日、二刀流、大谷翔平投手(19)を1週間で5試合出場させる仰天の“夢構想”を明かした。「僕の頭の中で、投げた後1試合休んで、その後野手で4試合に出てもらう考えがある」ときっぱりと語った。
かなり濃密なスケジュールになることは承知の上。それでも今季中、最低1回は実現させると意欲をみせる。実現の時期は「夏場以降かな」。交流戦明けの7月下旬以降は6連戦が多い。日曜日に投手として登板後、休日を挟み火から金まで野手で出場するプランだ。
体力面については「野球が楽しいと感じれば毎日でもできる」と言う。今季の大谷は、野手では負担の少ない指名打者での出場がメーンになるだけに、真剣に構想している。
8日に実戦初登板した大谷。11日の阪神戦は野手として、今年実戦で初出場する。休日返上で打ち込んだ後「初球からどんどん狙っていきたい」と意気込んだ。虎投打ちで、二刀流健在をアピールする。