De関根 高卒新人開幕1軍アピール打
「DeNA紅白戦、白組2-7紅組」(11日、宜野湾)
DeNAのドラフト5位・関根大気外野手(18)=東邦=が、初実戦となる紅白戦に「1番・中堅」でスタメン出場し、初打席で二塁打を放つ鮮烈デビューを飾った。4打数1安打2三振だったが、イキの良い18歳を中畑監督は絶賛。球団では01年の内川以来となる高卒新人野手の開幕1軍へ猛アピールした。
堂々の“プロ初打席”だった。カウント2ストライクから、加賀美の投じたチェンジアップをとらえると、打球は中堅・荒波の頭上を越えた。関根は「緊張することはなかった。しっかり振っていこうと思いました」と、あどけない顔をほころばせた。
中畑監督も「ぽんぽんと追い込まれてからのチェンジアップへの反応に、何かを持ってると思わせてくれたね」と、その高校生離れした素質を絶賛。今後は実戦で経験を積んでいく。外野陣には荒波、松本、筒香らがひしめくが、限りない可能性を秘めた18歳が、殴り込みをかける。