Deドラ5関根2軍行き寸前で劇的打!

 「練習試合、DeNA3‐2KIA」(19日、宜野湾)

 DeNAのドラフト5位・関根大気外野手(18)=東邦=がKIA戦の九回1死満塁で、一、二塁間を破るサヨナラ打を放った。「どうしたらいいか分からなかった。高校時代はすぐ整列するから」。一塁ベース上で立ち尽くすと、ベンチ前に呼ばれ、手荒い祝福を受けた。

 紅白戦、練習試合で、11打席連続無安打で迎えたこの日の最終打席で結果を出した。中畑監督は「あのまま終わったら(2軍行きを)判断していた。自分でつかみ取ったね」と評価した。

 前日は自ら打撃指導。「一、二塁間を打つ技術をアドバイスした」。教えを実践した姿が頼もしく映った。オープン戦初戦となる22日の巨人戦(沖縄)に出場させる方針で、関根は「結果を求めてやっていきたい」と目を輝かせた。

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