仙さんNPBに怒!新人研修会なぜ3月

 楽天・星野仙一監督(67)が28日、新人選手研修会を毎年3月上旬に開催している日本野球機構(NPB)の方針にもの申した。12球団の新人選手全員が、研修会出席のため3月3日に都内ホテルに集合するが、期待のドラフト1位・松井裕樹投手(18)=桐光学園=を開幕から戦力と考えている闘将は、イベントの開催時期に不満爆発だ。

 ヤフオクドームで行われた全体練習。星野監督はいらだっていた。「ふざけるなって書いとけ!」。練習内容ではない。NPBへの怒りだった。

 例年、3月上旬に12球団のルーキー全員が都内に集まり、NPB主催の新人選手研修会が行われる。1軍に帯同中の松井裕はこの日、チーム練習を終えて帰京。1日には母校・桐光学園の卒業式がある。2日は練習環境が整わないこともあり、オフで休養。同3日の研修会を終えて、4日からチーム練習に復帰する予定だ。

 「卒業式は仕方ない。でも、あと2日は練習できるやろう?それをつぶされるんだよ」。松井裕は現在、キャンプからの好アピールで先発ローテーションをつかみつつある。3日間、野球から離れることで、当然、調整にも遅れが出てくる。これが我慢ならない。

 「キャンプイン前の1月にやるとか、キャンプ中、沖縄や宮崎でやるとか、いくらでもできる。新人は1年目、活躍しないからいいだろう、とか思われてるんじゃないの。新人にも失礼だよ!」

 23日に巨人とのオープン戦で登板していた松井裕。この3日間のために、約2週間、実戦から遠ざかることになる。「ウチの開幕投手をどうしてくれるんだ!」。最後はジョークか本音かわからないドッキリコメントで、不満を締めた。

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