池田打線絶好調!対外試合9連勝
「練習試合、第1試合・池田13‐8坂出商、第2試合・池田14‐5坂出商」(16日、吉野川運動公園)
第86回選抜高校野球大会(21日開幕・甲子園)に27年ぶりに出場する池田(徳島)が16日、坂出商(香川)と大会前最後の実戦となる練習試合2試合を行い、第1試合を13‐8、第2試合を14‐5で勝利した。8日の対外試合解禁後、これで9戦全勝となり、最高の形で甲子園に乗り込む。
主砲が本番へ弾みをつける一発を放った。第2試合の初回、1死二塁で4番・岡本昌也内野手(3年)が左中間に豪快な2ラン。「最近は不調だったけど、最後の練習試合でいい感触で打てた」と納得の笑みを浮かべた。
第1試合は15安打で13点、第2試合は13安打で14点。岡田康志監督(52)が「出来すぎ」と目を丸くするほど打線は絶好調だ。
試合後にはファンの親子から千羽鶴を渡された。大きな期待を背負い、チームは17日に地元を出発。22日の海南(和歌山)戦に向けて宿舎入りする。三宅駿主将(3年)は「残りの時間でしっかり準備したい」と気持ちを引き締めていた。