履正社・永谷、聖地で150キロ超えだ

 「練習試合、履正社6‐3日南学園」(16日、履正社グラウンド)

 悲願のセンバツ初Vへ、履正社(大阪)の戦力が固まってきた。昨秋の宮崎県大会優勝・日南学園と練習試合を行い6‐3の逆転勝利を収めた。同じ2年生の溝田とエースの座を争う永谷暢章の完投勝利で、投手陣の厚みがグンと増してきた。

 立ち上がりは「集中が足りなかった。甲子園では命取り」と反省したように、2番打者から5連打を許し、3失点。しかしそこからは気持ちを切り替え、またMAX147キロの直球を生かす配球を捕手・八田と話し合って、九回まで無失点。

 永谷は序盤の課題を認めた上で「先発、中継ぎ、どこを任されてもベストを尽くします。チームに貢献した上で、150キロを計時できれば」とセンバツへの抱負を口にした。

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