74年池田主将の森本氏「ワクワク」

 「センバツ甲子園練習」(18日、甲子園)

 出場校による甲子園練習が18日行われ、1992年夏以来、22年ぶりの甲子園出場となる池田(徳島)が登場した。春は27年ぶりで、ナインは30分間の練習で聖地の感触を入念に確認。打撃練習では、全盛期の“やまびこ打線”を思い起こさせる快音を響かせた。

 ネット裏には、74年に準優勝した“さわやかイレブン”の主将で、野球部OB会の森本秀明会長の姿があった。22年ぶりに聖地の土を踏んだ後輩たちの練習を見守り「選手以上にワクワクしています」と興奮気味。海南との初戦には、全盛時メンバーをはじめ300人近いOBがアルプスに詰めかける予定で「校歌を1回は聞かせてほしい」と切望していた。

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