仙さん連覇意識せず「V忘れた」

 「西武-楽天」(28日、西武ド)

 楽天・星野仙一監督(67)が27日、西武ドームで行われた全体練習後、連覇を意識せずに戦っていくことを強調した。指揮4年目、東北を背負って、今年もペナントを勝ち抜く。

 昨年9月26日、この西武ドームでリーグ優勝を決めた。その日以来の試合。「そんなことは忘れてます。そういう(優勝の)意識はない」と、昨年の栄光を脳裏から消した。

 東日本大震災から3年がたった今月11日、監督、コーチ、選手全員が色紙にメッセージを書いた。星野監督は「誰かの為に」と記した。この日、チームの戦い方を問われた指揮官は「自分のことだけを考えていたら、壁に当たったりスランプもある。誰かの為にどうするか。誰かのことを考えると、勇気もわいてくる」と話した。

 田中将大が抜けて臨む1年。「偉大な男が海の向こうに行った。みんなが力を合わせないといけない」。当たり前のことだが、チーム一丸。星野楽天最大の原動力でもある結束力で、今年も頂点をつかむ。

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